STPDサイクルの導入で自律的な組織へ
- 弘幸 西田
- 6月1日
- 読了時間: 1分
更新日:7月8日
正解のない時代には、PDCAサイクルからSTPDサイクルへの転換が必要
本業喪失に直面した富士フイルムが”第二の創業”でSTPDサイクルを取り入れ、スピーディーな事業化、商品化を実現する組織文化を築きました。
世の中で広く知られているPDCAサイクルは、課題設定が正しい前提で進められます。定型的な業務を繰り返して改善を積み重ねる場合には適しています。しかし、予測が困難で正解がない今の時代には、時代の変化に合わなくなった課題に対しても活動を延々と続けることになります。
STPDサイクルの肝は課題設定にある
現状を打開するような新たな課題にチャレンジするには、積極的に集めた情報から現状とあるべき姿のギャップを認識し、必然性のある本質課題を仮説として設定し、素早く有効性を立証するSTPDサイクルが適しています。この考え方が富士フイルムの”第二の創業”の中核となっており、スピーディーな事業化や商品化を可能にしました。
同社で課題設定力強化のインストラクター、アセッサーとして15年以上、役職者およびリーダー候補者の育成、審査に関わってきたエキスパートが弊社の提供する「課題設定力強化研修」「アントレプレナーシップ研修」のプログラムを運営しています。




